『リエゾン ―こどものこころ診療所―』1~2巻を読んでみた感想やあらすじを書いてみました
この記事では、簡単なお話の概要や感想をまとめています
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Contents
リエゾン ―こどものこころ診療所― 1~2巻ってこんなお話
佐山にいきなり発達障害だと言われる志保
研修医の志保は、いつもミスばかりしていた
患者に通常の10倍の薬を出してしまい、教授の山崎に患者を任せられないと言われてしまった
小児科を諦めるようにも言われた志保は、同じ研修医の加奈に自分はダメだと愚痴った
そんな志保に加奈は、子どもが大好きな志保は諦める必要はないと言ってくれた
志保の次の研修先は、問題児扱いされていたのでなかなか決まらなかった
ようやく佐山の病院が引き受けてくれた
病院に行くと佐山は、嫌がる子どもの手を便器に突っ込み、暴露法の治療をしていた
そんな佐山は山崎から志保の資料を受け取っていたので知っているというと、いきなり志保は発達障害だと言った
しかし志保はいきなり発達障害だと言われても、当然受け入れられなかった
だが志保は虐待を受けている子どもの診察に陪席すると、自分が受けた虐待を思い出して気分が悪くなってしまった
心理士の向山は佐山からの休むようにと伝言を伝えると、自分に向き合わないといけないと言った
志保は佐山から呼ばれまた診察の陪席だと思ったが、志保の診察だった
佐山は志保を診ていた医者から話しを聞いていて、資料も受け取っていた
普通の家庭のように見えた志保の家庭も、母親が父親から虐待を受けていたので、母親を心配させまいとして発達障害になってしまったのだ
それでも受け入れられないという志保に、佐山はそんな志保だからこそ同じような痛みを抱えた人たちに寄り添えるのだと言った
そんな佐山もまた発達障害で、過去のことは志保のせいじゃないというと、志保は子どもにもどったかのように佐山に抱きしめられながら泣いてしまった
上手く絵を描けているので描けていないという涼太
佐山は学校の先生たちにも来てもらい、発達障害のある子どもへの対処についてアドバイスしていた
すると一人の先生が、帰り際に志保に相談したいと言ってきた
涼太の絵を見せた先生は、こんなに上手く描けているのになぜか上手く描けていないというのだ
その涼太の絵を見た佐山は、涼太は金の卵だと言った
涼太の両親は離婚していたが、涼太は自分の描いた絵を父親に見てもらいに来ていた
母親はいつも涼太とゲームをしていた
帰宅した涼太の描いた絵を母親は見ようすると、涼太は頑なに見せようとはしなかった
それで母親は、涼太を佐山の病院へと連れてきた
涼太は母親の前では絵を描こうとしなかったが、別室へといくと絵を描きだした
その頃、母親は佐山から涼太は自閉スペクトラム症だと聞いても受け入れられずにいた
志保は涼太が描いた絵を持ってきた
子どもの絵とは思えない出来で、佐山は治療法はなくても成長できるのだと話した
そして母親がちゃんと出来たら見せるように言ったので、それで涼太は父親に絵を見せていたことを知った母親は、ダメ親だったと言って泣き出してしまった
すると佐山は母親に絵を渡し、やるべきことがるというと、母親は涼太を褒めてあげたのだった
うつ病の父親とゴミ屋敷化した家に住む悠里
悠里が診察をドタキャンしてしまったので、志保は見た目がチャラい川島と様子を見にいった
悠里の家はゴミ屋敷化していて、悠里はその中でお好み焼きを作っていた
父親はうつ病で寝込んでいて、酒で薬を飲んでいた
そして父親は土下座して、ちゃんと片付けられないことを謝ったので、二人はこんな状況は続けるべきではないと判断した
志保は悠里が児童相談所に一時保護になると、絶望した父親が自殺しないか心配していた
それにこのまま悠里を保護されれば、二人の関係は完全に崩壊してしまうだろうと思っていた
それで志保は、二人を佐山の病院で診て欲しいと頼んだのだった
父親と一緒にいたくないという悠里
悠里と父親はやってきたが、父親はスーツ姿で就職するつもりだと言った
しかし悠里は、何かソワソワしていて、学校に行きたいか聞いても答えようとしなかった
志保は父親が就職すれば悠里も学校にいけると喜んだが、川島はうつ病の父親が元気そうに見えることがヤバいと思っていた
悠里はコンビニで酒を盗もうとして補導されてしまった
それを知った父親は、悠里が佐山の病院に連れて来られたと知ると駆けつけてきた
しかしそこに来ていた児童相談所の田辺は、悠里は学校にも行けないでいるので、帰すことはできないと言った
その言葉に父親は逆上してしまって暴れだした
志保は悠里にどうしたいか聞くと、学校に行きたいと答えた悠里は、父親とは一緒にいたくないと泣き出してしまった
父親を説得する悠里
それで志保は、父親に一時保護になることを説得しようと決めた
父親には今の状態は虐待だというと、悠里も一緒に暮らすことは拒否していると言って一時保護の必要性を説明した
すると父親は、今度は悲観的になって、自分といてもツラいだけだろうと言い出した
そんな父親に志保は自分も発達障害だと明かすと、父親は土下座して悠里のことを志保のことを頼んだ
志保は発達障害のことを受け入れ、検査を受けていた
そして悠里は、児童相談所に一時保護されていたが、志保の過去のことを参考にしてもらい、特別学級のある小学校に通うことが決まった
妹の紗絵のためにゲーム機を繋いであげようとしていた賢に消えろと言ってしまう市川
佐山の病院に診察にやってきた静香は、市川の兄妹の相談をしたいと言った
静香は市川の兄の賢がADHDだというと、町内会の集まりで妹の紗絵が怯えた様子を見せたことを話した
それで静香は市川に相談に乗ると言ってあげたが、市川は干渉するなというと…
賢は体操着を忘れてしまって家で暴れていると、市川の首を絞め始めた
そこに紗絵が体操着を持ってくると、紗絵に目覚まし時計を投げつけてしまった
すると静香から佐山の病院を紹介するメッセージが届き…
佐山の病院にやってきた市川は、大人になった賢がいて欲しくないと言った
しかし賢は元夫からDVを受けていたので、佐山は賢はADHDではなく…
佐山はひとまず賢から話を聞くことにすると、賢は元夫からどんなDVを受けていたか話してくれた
その話を聞いた佐山は、賢にその時の自分に…
それで賢は家で転んでゲーム機と落として散らかしてしまった紗絵が謝ったので、ゲーム機を繋いであげようとした
しかしそこにやってきた市川に消えろと言われてしまい…
賢は佐山の病院へとやってくると、市川も紗絵を連れて病院にやってきた
佐山のアドバイスを思い出した賢は、紗絵になんでも謝らなくてもいいと言ってあげると、市川に自分の居場所がなかったと話した
賢がそんなことを言ってくれたので、帰りに市川は久しぶりに家族で外食に…
バイト仲間に発達障害をカミングアウトする志保
佐山は志保に発達検査の結果を渡したが、少し低い数値はあったが普通の範囲内だった
しかし佐山はアンバランスさがあれば生きづらさを感じてしまうのだと話すと、足りないところを補うようにアドバイスしてくれた
志保はそれから佐山たちと飲みに行くと、今度バイトしていたときの映画館が閉館になるので、そこで発達障害のことをカミングアウトすると言った
映画館にバイト仲間たちが集まると、志保は仲間たちに自分が発達障害だと明かした
仲間たちは深刻に考える必要はないと言ったので、仲間の一人の村本は何を期待してカミングアウトしたのかと言ってきた
村本もADHDやASDをカミングアウトしたことがあり、同じようなことを言われて傷ついただけだと言った
それで志保はまだ発達障害のことを理解していない仲間たちに、発達障害の辛さを話した
すると上映会が始まると、村本は志保にカミングアウトして…
お受験塾に行こうとするとお腹が痛くなってしまう遥斗
智香は息子の遥斗にお受験させるつもりでいたが、それは夫の隆史や隆史の親の意向が働いてのことだった
するとある日、遥斗はお受験塾に行こうとするとお腹が痛いと言い出したので、智香は遥斗を佐山の病院へと連れてきた
それで佐山は遥斗に、箱庭療法をさせると…
佐山から家族と話し合うように言われた智香は義母と話をしても、やはりお受験のことばかりだった
夫の隆史も同じような反応だったので、それで智香は遥斗にお受験を受けさせることにした
しかし遥斗はお受験会場でお腹が痛くなってしまうと、夫の隆史は遥斗に…
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リエゾン ―こどものこころ診療所― 1~2巻の感想
子どもが発達障害になってしまう原因は、それぞれだと思いますが、やはり家庭環境が影響しているようです
いつもミスばかりしていた志保も、どうやら親から受けていたネグレクトが原因で発達障害になっていたことが原因でした
どうしてもミスしてばかりだったり、何かに気を取られていてばかりだったりすると、学校や職場では浮いた存在になってしまいます
まだ志保は、教授の山崎が理解のある人だったのでよかったですが、普通の状態なら仕事を辞めたりすることになってしまうでしょうね
志保ややはり発達障害でしたが、大分それを受け入れられるようになっています
バイト仲間にもカミングアウトしたことで、同じように発達障害だった村本も、カミングアウトしたときの後悔が少しよくなったみたいです
発達障害でも、エジソンのように大成功をしたりする人もいて、必ずしも発達障害だからダメだということではありません
やはりちゃんと発達障害のことを多くの人が理解していないと、発達障害の人たちは不幸になってしまいます
多くの人にこのマンガで読んでもらって、もっと発達障害のことに関心を持つ人が増えるといいですね
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